NCCは通常授業の宿題でも、毎週、単語を10個から15個ほど覚えます。この宿題とは別に特別課題として750個の単語を一気に覚えるというものがあります。この特別課題にはテストがあり、制限時間13分半で750個の単語をすべて言い切るというものです。解答時間は1単語に換算すると1秒ちょいしかありません。単語を思い出しながら答えたのではあっという間に時間オーバーになってしまいます。ですので、テストを受ける際にはすぐに英語が口から出るくらいペラペラになっていなければなりません。
僕もこの単語テストを受験しました。単語のレベルはBでしたが。いや~このテストは大変。合格するには非常に苦労し3か月位かかりました。初めて課題を出されたときは、先生から2週間で覚えてくるよう言われましたが、この短期間でできた人はいるのでしょうか?時間こそかかりましたが、僕なりにこの課題に取り組んで覚え方のコツや攻略法をつかんだので忘れないうちに書いておきます。
攻略法はずばりリズムです。テンポよく単語を次々と発声していくことに尽きます。メトロノームを使ってリズムを取って練習している方もいました。一種の歌ですね。歌を歌っているとき、歌詞はうる覚えでもなんとかく言葉がでてきますよね。それと同じです。リズムをとってポンポン発声していくのがコツです。リズムが掴むまでが大変ですがリズムがとれるようになると楽にそして楽しくなってきます。初期段階のリズムがとれないうちは目標タイムを決めてタイムアタックをしましょう。20単語を30秒で言い切るなど目標を作りそれを縮めていきます。ゲームとして時間を記録しておけばそれを短くするのが楽しくなっていくはずです。単語暗記をあまり楽しめないかもしれませんが飽きないように工夫して覚えていきましょう。単語暗記はもっとも大変な特別課題の1つですが、テスト合格した際の達成感は満点です。ぜひとも頑張っていください。
また、一般的に単語を覚える場合の僕の考えも書いておきます。まず、よくある質問が意味を完全に調べるべきか、発音記号も書き出すべきか、類語や名詞・形容詞なども調べておくべきかです。類語の調査等はやっておいて損はないと思います。やって損かもと思う人は英語をテストとして捉えている人です。英語はテストではなくコミュニケーションツールです。できる限りのことをやっておきましょう。また、単語を覚えるというのは何回その単語に触れたかが勝負なので、同義語等を調べる過程でその単語に触れるのでそれだけでも記憶の定着に繋がると思います。調べない理由がめんどくさいからが理由だったら頑張って下さい!やらない理由が音読を繰り返したほうが高い暗記効果が得られるとの判断であれば音読を優先させても良いかなぁと思います。
僕の実感としては、単語を覚えられるか覚えられないかは何度その単語に触れたかだと思います。また、逆説的ですが、逆に覚えた(つつある)単語が完全に頭から排除されるにも相当の日数を要すると思います。ある程度のレベルになると、あれ!?この単語どこかで見たことあるなって思うことが多くありませんか?単語の覚えたか覚えてないかは1か0のデジタルではありません。当然0.5もあります。ただし、0.5だと実用上使えないだけなのです。決して頭から抹殺されたわけではないので、何度も繰り返して0.7 ⇒ 0.9 ⇒1になるようお互い頑張りましょう。僕はこんな感じの勉強で英検準1級に必要な語彙を習得することができました。単語帳DUO3.0の覚え方は以下です。